(豚骨 その8)○ 「麺屋 熊本 豚骨ラーメン」(サンヨー食品)全国の美味しいラーメンをカップ麺として登場させている麺屋から九州熊本の豚骨ラーメンの登場です。 熊本の豚骨ラーメンといえばマー油が特徴的ですが、当然このカップ麺にもマー油が入っているそうです。九州産豚骨を使用しているということも楽しみですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れると豚骨スープ独特の香りが漂ってきました。豚骨好きにはとてもたまらない香りです。 早速、スープを一口いただきます。まあまあコクのあるスープにマー油が良い感じで混ざっているといった感じ。ニンニクの風味も効いていて美味しいです。 具はチャーシュー、キクラゲ、ニンニク、長ネギの4種類。特にチャーシューは柔らかくて良い味わいとなっています。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや柔らかめで細めの麺は豚骨スープにとてもよく合います。スープもよく絡むので美味しくいただけます。 気軽に作れてしっかりとした熊本豚骨を味わえる一品。特にマー油とカップリングしたスープの美味しさは印象深いものとなっています。 ○ 「博多 豚骨 ねぎ盛り」(ヤマダイ) 豚骨ラーメンといえば九州の博多。そして、屋台のラーメンが本場といったイメージがあります。 その博多の豚骨ラーメンをカップ麺としていただくことが出来る。これ以上嬉しいことはありません。ホント、ワクワクしながらお湯を入れました。 3分後に蓋を開けて調味油を入れると、ネギでビッシリの豚骨ラーメンの出来上がり。豚骨特有の香りはそんなにしてきませんね。 早速、スープを一口いただきます。割とあっさりとした豚骨ベースのスープは塩加減もちょうど良くグイグイ飲めちゃいます。 具は高菜、ゴマ、長ネギの3種類。辛味と歯ごたえのある高菜も美味しいのですが、たっぷりの長ネギも美味しさを引き立たせてくれます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや柔らかめの麺なのですが、ネギと高菜とスープがよく絡むのでとても美味しくいただけます。 たっぷりの高菜とネギのおかげで栄養面も安心な一品。スープに癖が無いので豚骨が苦手な人でも美味しくいただくことができます。 ○ 「和風 しょうゆ豚骨 濃香魚粉付き」(日清) 豚骨ラーメンといえば独特の香りを消すためにニンニクをたくさん入れたりするのが一般的です。 ところが、このカップ麺は和風しょうゆ味に加えて魚粉をかけていただくというもの。どんな仕上がりになっているのか楽しみにお湯を入れました。 4分後に蓋を開けて液体スープをいれてから魚粉をふりかければ完成。和風だしのとても良い香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。香り同様に魚粉の影響が強く出ている味となっています。ただ、豚骨の濃厚さも消えておらずとても良い感じとなっていますね。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。特にチャーシューは乾燥チャーシューとしてはやや厚めなので噛めば噛むほど味が出てくるといった感じです。 麺はノンフライのややちぢれ麺。ちょっと柔らかめなのですが、ツルツルとした食感が美味しさを倍増させてくれています。 和風スープと豚骨スープが上手にカップリングしたような美味しいスープが印象的な一品。飽きのこないスープは最後の一滴まで美味しくいただけました。 ○ 「麺や 武吉兆。 トンコツしょうゆ味」(十勝新津製麺) 新潟市の人気店3店舗の実力が終結した究極のラーメンと蓋に書いてあります。 なんのことかとよく見てみると、「ちゃーしゅーや武蔵」、「ラーメン亭吉相」、「ラーメン亭一兆」という3つの味を合わせたとのこと。 1つの店でも美味しそうなのに3つの店を合わせるとどうなるのか。とても楽しみにしてお湯を入れましたよ。 4分後に蓋を開けて特製スープとレトルトの具、そして乾燥具材を入れて最後に海苔を乗せれば完成。とても本格的な豚骨ラーメンが出来上がりました。 早速、スープを一口いただきます。特有の臭みが無いスープに濃いめの醤油が入っているといった感じです。そして、味に深みがあってとても美味しいですね。 具はチャーシュー、海苔、ホウレンソウ、長ネギの4種類。特にチャーシューはレトルトとあって脂がノリノリでとても良い味わいとなっています。 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした食感に加えてコシがしっかりしていてとても食べごたえがあります。本当にこのメーカーの麺は美味しいです。 3店舗の味は知りませんが間違いなくメチャウマの一品。新潟に行ったら3店舗それぞれのラーメンを是非食べてみたくなりました。 ○ 「凄麺 豚骨醤油 磯海苔ラーメン」(ヤマダイ) とことん味にこだわっているカップ麺として定着してきた「凄麺」シリーズから「磯海苔ラーメン」が登場しました。 独特の香りが漂う豚骨スープと磯の香りのハーモニー。カップ麺ならではの組み合わせなのですが、はたしてどのような味に仕上がっているのか。 お湯を入れて5分後に液体スープと後入れかやくを入れると完成。後入れかやくとは海苔だったのですね。たくさんの海苔がスープの上に広がりました。 早速、スープを一口いただきます。味わい深い豚骨ベースのスープに良い感じで醤油が混ざっています。 そして、海苔の香りも一緒になっているのですが思ったよりも美味しくいただけるスープが出来上がっています。 具はチャーシュー、メンマ、海苔、長ネギの4種類。チャーシューはとても味わいよく海苔が何といっても全体の風味を演出しています。 麺はノンフライでツルツルとした食感があるのに加えて想像以上に太くてコシのあるというのが特徴的です。食べていて素直に美味しさを感じる麺ですね。 海苔と豚骨の組み合わせが見事な一品。有明産の海苔を採用しているということでその風味の良さの十分に味わえるカップ麺です。 ○ 「新とっぱちからくさやんつきラーメン とんこつ味」(サンヨー食品) ”とっぱちからくさやんつき”とは九州の福岡の方言で”すぐにやみつきだ!!”ということです。 このシリーズでは塩とんこつ味というのもありました。塩とんこつ味もなかなかの美味しさでしたが「塩」が取れたとんこつ味ははたしてどんな味なのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺をよくほぐし特製スープと調味油を入れれば完成。豚骨ラーメン特有の香りにより食欲をそそられます。 早速、スープを一口いただきます。ニンニクの効いたスープはまさに正統派の豚骨スープといった感じ。風味も良くとても美味しくいただけます。 具は高菜、紅ショウガ、ゴマ、長ネギの4種類。余計なものは入っていないのでよほどスープに自信があるのでしょうね。 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした食感にに加えてモチモチとした歯ごたえがなんとも美味しさを倍増させてくれます。 豚骨ラーメン好きにとってまさにやみつきになるような一品。美味しさもさることながら314キロカロリーという低カロリーさも魅力的です。 ○ 「長浜ラーメン 一番軒」(日清) 名古屋の超人気行列店ついにカップ麺にて参上!こんなことが蓋に書いてあります。 そして、笑顔の店長さんと気合い入りまくりの店員さんの顔、顔、顔。どれもこれも自信満々の顔です。よほど味に自信があるのでしょうね。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れて焼き海苔と紅ショウガを乗せれば完成。見た目よりも豚骨特有の臭みはありません。 まずはスープを一口いただきます。これが豚骨スープなのかと思うくらいクリーミーな味わいがします。超人気行列店の意味がわかりましたよ。 具はチャーシュー、焼き海苔、紅ショウガ、ゴマ、長ネギの5種類。特にチャーシューは大きくて分厚くてとてもジューシーな味わい。メチャウマです。 麺は生麺に近いような感じの麺。やや柔らかめなのですが美味しいスープとよく絡むのでとても美味しくいただけます。 ラーメン好きと称するのであれば一度は味わっていただきたい一品。名古屋に行く機会があれば是非本物をいただきたいものです。 ○ 「列島縦断の味 街めん 旭川 塩とんこつ」(サンヨー食品) 旭川ラーメンといえば濃厚醤油ラーメンが主流となっているのですが、このカップ麺は旭川なのに塩とんこつです。 正直、旭川という冠を称して塩とんこつで来るとは思ってもみませんでした。旭川の塩とんこつはどんな味なのか楽しみにお湯を入れましたよ。 3分後に蓋を開けて仕上げの小袋を入れるとニンニクが効いたとても良い香りが漂ってきました。豚骨特有の臭みは少ないですね。 早速、スープを一口いただきます。香り同様にニンニクがとても効いたスープは意外とあっさりしており塩加減も丁度良いといった感じです。 具はジャガイモ、キクラゲ、メンマ、ゴマ、長ネギの5種類。特にジャガイモがホクホクしていてとても美味しくいただけます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。細めの麺はまあまあの柔らかさでスープともよく絡むので結構美味しいです。 ニンニクが効いていてクリーミーなスープが印象的な一品。旭川ラーメンとしてのイメージは強くないですが間違いなく美味しく仕上がっています。 ○ 「凄旨 キャベツ盛り 豚そば 豚骨醤油味」(ヤマダイ) 凄麺シリーズと同様に本格的な味を追求した凄旨シリーズ。そのシリーズから豚そばが登場しました。 蓋の雰囲気からしてただ者ではないような気がするカップ麺。豚骨ラーメンがベースになっているようですが、はたしてその味はどんな感じなのでしょうか。 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜます。そして、レトルト調理品とおろしニンニクを入れたら完成。ニンニクの香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。香りと比較するとそんなにニンニクの味がしないスープはコクがあってかなり美味しくいただけます。 具はチャーシュー、メンマ、キャベツ、ニンニクの4種類。特にチャーシューはレトルトでメチャウマなのですがキャベツもシャキシャキしていて負けていません。 麺はノンフライのややちぢれ麺。とてもコシがしっかりとしているのに加えてツルツルとした食感が麺の美味しさを倍増させてくれます。 スープに具に麺、まさに三拍子揃った凄くて旨い一品。このカップ麺と出会えて本当に良かったなと心から思わせてくれるといったところでしょうか。 ○ 「男気 濃厚とんこつラーメン」(明星) 蓋一杯に力強く書いてある男という文字に並々ならぬ気合いを感じさせてくれます。 そして、その本格的な豚骨ラーメンの写真は食欲をそそらせてくれる美味しそうなもの。消費者心理を見事にとらえた蓋です。 お湯を入れて2分という短い待ち時間で液体スープを入れます。そして辛子高菜を乗せれば完成。豚骨と辛子高菜のとても良い香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。ニンニクの効いた豚骨スープはピリッとした辛さがありコクのある美味しいスープに仕上がっています。 具はチャーシュー、辛子高菜、キクラゲ、ゴマ、唐辛子、長ネギの6種類。特に辛子高菜はレトルトなのでシャキシャキとしており辛さも大満足です。 麺はノンフライのややちぢれ麺。かなり細い麺なので豚骨スープとピッタリといった感じです。モチモチとした食感も美味しさを倍増させてくれます。 辛さのある豚骨スープはまさに男気といった一品。汗をかきながらいただく豚骨スープは不思議と一滴残らず飲めちゃいました。 |